アニメーターの仕事
アニメーターの仕事内容がどの様なものかと言うと、アニメーションの背景やキャラクターを描いたりするだけではなくて、そのキャラクターに動きを加え躍動感を付けたりする事です。一概にアニメーションと言っても色々とあり、一般的な平面アニメーションや最近ではCGアニメーションも普及してきて、人形アニメーションと呼ばれる分野もあります。平面(セル)アニメーションを例に取って見ると、アニメーターは監督またはアニメ作家が描いた絵コンテを元にキャラクターの原画作成を担当します。
その次にキャラクターの動きを考案して、角度やポーズを徐々に変えた動画を一連の動きが完成するまで作業を繰り返し行っていく形になります。それからキャラクターの原画以外にも、動きのない背景も担当する形になります。大抵の商業アニメの場合、これら一連の流れを複数のアニメーターで分担して行う様になります。
その一方でCGアニメーション作成のケースでは、一人のアニメーターが手作業で進めるのではなくてコンピュータを駆使して一連の流れを全て担当します。最近においては平面アニメーションだとしてもデジタルに頼る部分が大きくなり、一部の作業をコンピュータで終わらしてしまう事も良くあります。それから、人形アニメーションを作成するケースでは、コマ撮りという手法を用いて撮影を行っていきます。コマを繋げた際の人形の動きをきちんと計算した上で、一コマずつ人形を少しずつ動かして動きを演出して行きます。またプライベートアニメを作る様な場合には、人形その物の制作からスタートする事もあります。
どの様なアニメーションにおいても何を表現するのかを考えるアニメ監督に対して、監督が要求する事をどの様に表現していくのかを任されるアニメーターは差し詰め『演出家』とも言えるでしょう。アニメーターはただ単純に作画能力が高ければ良いのではなくて、キャラクターや人形の動きを演出する能力も必要不可欠と言っても良いでしょう。